【NEWS】METALLICAビール「ENTER NIGHT」が今春欧州、豪州、中国で販売開始~そして日本公演の行方は?

ラーズ・ウルリッヒが企画し、米国・カリフォルニア州のArrogant Consortia社とStone Brewing社と共同開発したMETALLICA公認ビール「Enter Night Pilsner」は昨年秋に発売開始されて以来、METALLICAの北米ツアー会場内や開催地の飲食店、酒屋で限定販売されていたが、2019年1月14日に全米で拡大販売されることを発表した。さらに春には、ヨーロッパ、オーストラリア、中国、その他で海外販売されることも発表された。

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2019年は3月まで全米、5月~8月までヨーロッパツアーが現時点で発表済みのMETALLICAだが、今回のENTER NIGHTビールのヨーロッパ販売はツアーと連動していることが分かる。となると、オーストラリアと中国もツアーが計画されていると考えるのが自然だ。ならば、同じ地域の日本もツアー地に含まれていると信じたい。


昨年末に伊藤政則氏がイベント中に発言した「メタリカは2019年夏以降来日」の文字は瞬く間にTwitter上で拡散された。ある日本人METALLICAマニアが昨年の欧州ツアーでミートアンドグリートに参加した際にラーズ本人にいつ来日するのか質問したところ、「2019年かな」と返事をくれたという。ある海外のプロモーターがジャパンツアーを動かしているという話もある。


おそらく現在のMETALLICAのギャラはとてつもない金額だろう。2017年のアジアツアーは、韓国・ソウルのキャパ3万人のスカイドーム球場でアリーナスタンディング席が約1万円、上海のキャパ1万8,000人のメルセデスベンツ・アリーナでスタンド席が約3万円、香港のキャパ1万5,000人のアジアワールド・エキスポでスタンド席が約3万円だった。昨今コンサートチケット代は高騰しているが、METALLICAの単独公演は当然高くなる覚悟が必要だ。アメリカとヨーロッパツアーのVIPはミーグリ付きが約30万円、スタンディングフロアー優先入場やグッズやメモラビリア展示鑑賞特典が付いている次のグレードで約5万円だった。


スケジュールもバンド主導でしっかり管理されており、2日連続では絶対にプレイしない。2013年以来日本の地を踏んでいないMETALLICAは今や揺るぎない”俺流”を貫くことが許される超大物アーティストとなった。日本だけが特別とは考えてはいけない。バンドのやり方に従うしかない。でもツアーとビールが一緒にやって来るならこんなに楽しいことはない。


年間通じて間断なく新たな情報を提供し続けているMETALLICAが、次のツアー日程をアップデートするのはいつか。そのタイミングは3月中旬の全米アリーナツアー終了後と見る。ジャパンがビッグアナウンスメントに含まれていることを信じて、METALLICAビール「Enter Night Pilsner」の決め台詞”エンターナイト・ピープル!ガッデム!”と叫んで来日を祈願しよう。


■「Enter Night Pilsner」ドキュメンタリー動画

TEXT by Shinji Nishimura / 西村真司

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